
沖縄本島で「景色のいい場所を車で気軽に回りたい」と思ったとき、どこから手をつければいいか迷っていませんか? 海に突き出た断崖、海へまっすぐ下る橋、島へ渡る長い橋。本島には、車で近くまで行ける展望スポットがエリアごとにたくさんあります。
この記事では、北部・中部・南部の展望台や絶景ポイントを、駐車場・道の注意点・時間帯(公式に記載があるもの)と一緒に紹介します。すでに詳しい記事があるスポットは、数字を合わせたうえでリンクでご案内します。どの順番で回るかを考えるときの地図がわりに使ってください。
絶景ドライブを始める前に
エリア別・立ち寄りやすさの早見
本島の絶景スポットは、那覇空港からの距離が大きく違います。空港から近い順に、南部(瀬長島・ニライカナイ橋・知念岬公園・喜屋武岬)、中部〜恩納村(残波岬・万座毛)、うるま市の島々(海中道路・果報バンタ)、そして北部(古宇利島・八重岳・辺戸岬)です。この記事に出てくる所要時間は、すべて渋滞がない場合の目安です。
半日で回るなら南部、1日たっぷり使えるなら中部の海沿い、1泊するなら北部、というように、日程の長さから行き先を決めると組み立てやすくなります。
展望スポットで共通して気をつけたいこと
断崖や橋の上は、景色に気を取られると運転も歩きも注意が散漫になりがちです。まず、橋の上や道路脇に車を停めて写真を撮らず、必ず駐車場に入れてから降りるようにしましょう。次に、断崖の上は風が強い日があります。柵の外には出ず、帽子や小物が飛ばされないようにしてください。
山あいや岬へ向かう道は、カーブが続いたり、すれ違いに気を使う場所があったりします。日が暮れると足元も道も見えにくくなるので、遠いスポットは明るいうちに着くよう、早めの出発をおすすめします。
ベストな時間帯について
展望スポットの「ベストな時間帯」は、公式サイトに記載があるものだけをこの記事に書いています。たとえば万座毛は見学が日没までと明記され、果報バンタは施設の営業時間内のみ利用できます。ほかのスポットは時間帯の記載が見つからなかったため、時間は書いていません。天気や潮の具合、混み具合で景色の印象は変わるので、当日の空を見ながら柔軟に動くのがおすすめです。
北部:古宇利島と八重岳
古宇利大橋と南詰展望所

屋我地島と古宇利島を結ぶ古宇利大橋は、全長約2kmの無料の橋です。橋の両側に浅瀬の海が広がり、エメラルドグリーンの色が透けて見えます。橋の上は駐停車禁止なので、景色を見て写真を撮りたいときは、屋我地島側の南詰展望所の無料駐車場に車を停めて、浜辺から橋を眺めましょう。
運転する人は景色に気を取られがちです。橋の上はスピードを控えめに、車間距離を多めにとって渡ってください。島のめぐり方や1泊2日のモデルコースは、北部1泊2日ドライブの記事で詳しく紹介しています。
| 場所 | 沖縄県名護市(屋我地島)〜今帰仁村(古宇利島) |
|---|---|
| 通行料 | 無料 |
| 駐車場 | 屋我地島側の南詰展望所に無料駐車場あり(混雑時は満車になることも) |
| アクセス | 美ら海水族館から車で約30〜40分 |
古宇利オーシャンタワー
古宇利島の高台にある展望施設で、タワーの上から古宇利大橋とその周りの海を一望できます。入口からタワーまでは自動運転のカートで上がれるため、小さな子どもや年配の方と一緒でも移動が楽です。橋の上からでは見られない、橋全体を見渡す景色が魅力です。
| 住所 | 沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利538 |
|---|---|
| 営業時間 | 10:00〜18:00(最終入園17:30) |
| 定休日 | 年中無休(荒天時は臨時休園) |
| 入園料 | 大人(16歳以上)1,000円、小人(6〜15歳)500円、6歳未満無料 |
| 駐車場 | あり(約200台) |
| アクセス | 古宇利大橋から車で約5分 |
八重岳桜の森公園
本部町と名護市の境にある標高453mの八重岳の中腹に、桜の名所として知られる桜の森公園があります。例年の見ごろは1月中旬〜2月上旬で、2026年の「もとぶ八重岳桜まつり」は1月17日〜2月1日の開催でした。夜桜のライトアップは17〜21時で、一部の桜のみが対象とされています。冬の北部ドライブの目的地として組み込みやすいスポットです。
駐車場は約500台分あり、無料です。桜の時期は混み合うので、時間に余裕をもって出かけましょう。山の中腹まで山道を上るため、カーブでは対向車に気をつけてゆっくり走ってください。開花状況や交通規制などの最新情報は、本部町観光協会(0980-47-3641)に確認すると確実です。
| 場所 | 沖縄県本部町・名護市の境(八重岳の中腹) |
|---|---|
| 見ごろ | 例年1月中旬〜2月上旬(桜まつり期間は年により異なる) |
| 駐車場 | あり(約500台・無料) |
| 問い合わせ | 本部町観光協会 0980-47-3641 |
| アクセス | 那覇空港から車で約2時間、許田ICから国道58号・449号、県道84号経由で約40分 |
やんばる最北端:辺戸岬と茅打バンタ
辺戸岬

辺戸岬は、沖縄本島の最北端にある岬です。先端には祖国復帰の碑が立ち、晴れた日には鹿児島県の与論島や沖永良部島、西側には伊是名島・伊平屋島まで見渡せるとされています。石灰岩の岩が点在し、歩道を歩きながら海を眺められます。足場の悪いところもあるので、歩きやすい靴でどうぞ。
| 住所 | 沖縄県国頭郡国頭村辺戸 |
|---|---|
| 見学 | 自由(屋外のため天候に注意) |
| 駐車場 | あり |
| アクセス | 道の駅ゆいゆい国頭から車で約30〜40分 |
茅打バンタ
辺戸岬から車で5分ほどの断崖の展望スポットです。国頭村の海岸線とその先の青い海を見下ろせます。駐車場から展望台までは歩いてすぐですが、駐車できる台数は多くありません。崖の縁では足元に注意し、小さなお子さんとは手をつないで歩いてください。
最北端は那覇から遠く、日帰りで往復するだけで運転時間が長くなります。大石林山(アスムイ)や道の駅を組み合わせたコースは、やんばる日帰りドライブの記事にまとめています。
| 住所 | 沖縄県国頭郡国頭村宜名真 |
|---|---|
| 見学 | 自由 |
| 駐車場 | あり(台数は多くありません) |
| アクセス | 辺戸岬から車で約5分 |
中部:海中道路から恩納村の断崖まで
果報バンタ(宮城島)

うるま市の宮城島にある、太平洋を見渡せる断崖です。「バンタ」は沖縄の言葉で崖のこと。製塩工場「ぬちまーす」の敷地内にあり、営業時間外は利用できないため、夕方に慌てないよう午後の早めの時間に訪れましょう。散策は15分ほどで、足場がよいとは限らないので歩きやすい靴がおすすめです。
行き方は海中道路で平安座島へ渡り、橋で宮城島へ入る形です。島めぐり全体のコースは海中道路と島めぐりドライブの記事をご覧ください。
| 住所 | 沖縄県うるま市与那城宮城2768(ぬちまーす観光製塩ファクトリー内) |
|---|---|
| 営業時間 | 9:00〜17:30(営業時間外は利用不可) |
| 所要時間 | 敷地内の散策で約15分 |
| 駐車場 | 公式サイトに記載がないため、現地の案内に従ってください |
| アクセス | 平安座島から橋を渡ってすぐ。那覇空港から車で約1時間30分(目安) |
海中道路
与勝半島と平安座島を結ぶ全長約4.7kmの無料の道路で、走るだけで景色が楽しめる絶景ドライブコースです。道の途中にパーキングがあり、車を停めて景色を眺められます。
道の両側が海で風を遮るものがほとんどないため、ワゴン車やミニバンなど背の高い車は横風でハンドルを取られることがあります。風が強い日は無理をせず行き先を変えるくらいの余裕を持ちましょう。写真は、必ずパーキングに入れてから撮ってください。
| 住所 | 沖縄県うるま市与那城屋平(与勝半島〜平安座島) |
|---|---|
| 通行料 | 無料 |
| 駐車場 | 道の途中にパーキングあり(海の駅あやはし館の駐車場を含む) |
| アクセス | 那覇空港から高速道路経由で車で約1時間30分(目安) |
残波岬

読谷村の北西端に突き出た、琉球石灰岩の断崖が続く景勝地です。公園は散策自由で、入園料はかかりません。風が強い日や波が高い日は、断崖に近づきすぎないようにしてください。公園内の残波岬灯台は、内部をのぼって景色を眺められる「のぼれる灯台」で、参観時間は午前9:30〜12:00(通年)と午後に分かれています。午後の時間は季節や曜日によって変わるため、読谷村の公式サイトでご確認ください。
| 住所 | 沖縄県中頭郡読谷村宇座 |
|---|---|
| 見学 | 散策自由(入園料なし) |
| 駐車場 | 無料駐車場あり |
| 問い合わせ | 読谷村観光協会 098-958-6494 |
| アクセス | 那覇市内から国道58号経由で約1時間〜(渋滞により変動) |
万座毛

恩納村にある万座毛は、琉球石灰岩の断崖が海へ突き出した景勝地で、崖の先端が象の鼻のような形をしています。断崖の上は芝生の台地になっていて、遊歩道を一周して20〜30分ほどです。公式サイトには「万座毛の見学は日没までとなります」と明記されているため、夕日を見たい日は日没の30〜60分前までに着くのがおすすめです。
駐車場は無料で、乗用車は第一・第二を合わせて300台以上分あります。夕日の時間帯や連休は混むことがあるため、早めの到着が安心です。夕日の時刻表や国道58号の帰り道の注意は、万座毛の夕日ドライブの記事にまとめています。
| 住所 | 沖縄県国頭郡恩納村字恩納2767 |
|---|---|
| 開園時間 | 8:00〜20:00(3〜10月)、8:00〜19:00(11〜2月)。見学は日没まで |
| 定休日 | なし(台風など荒天時は閉館の場合あり) |
| 観覧料 | 100円(大人・小人同額、小学生未満無料) |
| 駐車場 | 無料(第一駐車場:乗用車97台・バス13台、第二駐車場:乗用車218台) |
| アクセス | 那覇空港から車で約1時間〜1時間15分 |
南部:海へ下る橋と岬の絶景
ニライカナイ橋

南城市知念にあるニライカナイ橋は、山側の「ニライ橋」と海側の「カナイ橋」が連なる、緩やかなカーブの橋です。県道86号線から国道331号線へ下る向きに走ると、前方にずっと海を見ながら下れます。橋の上からは知念岬や、遠くの久高島も眺められるとされています。
公式の観光サイトでは駐車場は「なし」で、橋の上で車を停めて写真を撮ることはできません。景色に気を取られてスピードが出やすいので、車間距離をとり、法定速度で走りましょう。台風や荒天時は閉鎖されることがあります。ルートの詳細は南部半日ドライブの記事をご覧ください。
| 住所 | 沖縄県南城市知念吉富 |
|---|---|
| 通行 | 自由(台風や荒天時は閉鎖されます) |
| 駐車場 | 公式観光サイトでは「なし」(橋の上は駐停車できません) |
| アクセス | 県道86号線のつきしろ方面から国道331号線へ下る途中/那覇空港から車で約40分〜1時間 |
知念岬公園

南城市地域物産館のすぐ奥にある、三方を海に囲まれた岬の公園です。公式の観光サイトでは「思わず歓声があがる絶景公園」と紹介されています。赤瓦屋根の東屋と遊歩道があり、視界を遮るものがほとんどない太平洋と、沖合に浮かぶ久高島を眺められます。
| 住所 | 沖縄県南城市知念字久手堅 |
|---|---|
| 営業時間 | 公式観光サイトに記載なし(定休日:なし) |
| 駐車場 | あり(斎場御嶽の駐車場としても案内される。混雑時は現地の案内に従う) |
| アクセス | 南城市地域物産館のすぐ奥/那覇空港から車で約1時間 |
喜屋武岬
糸満市にある、沖縄本島の最南端に位置する岬です。東シナ海と太平洋を分けるといわれ、断崖の上には灯台と展望台、先端には1969年に建てられた「平和の塔」が立っています。見学は自由です。駐車場は15台分と小さいため、連休や行楽シーズンは停められないこともあります。近くには国指定史跡の具志川城跡もあります。
観光情報サイトの掲載では、那覇空港から車で約16km・約40分とされています。営業時間などの記載は見つからなかったので、お出かけ前に糸満市商工観光課(098-840-8135)に確認すると安心です。
| 住所 | 沖縄県糸満市字喜屋武 |
|---|---|
| 見学 | 自由 |
| 駐車場 | あり(15台・無料、うち障がい者用2台) |
| 問い合わせ | 糸満市商工観光課 098-840-8135 |
| アクセス | 那覇空港から車で約16km、約40分 |
瀬長島

那覇空港の南にある周囲約1.5kmの小さな島で、豊見城市と道路で結ばれています。豊見城市の公式ページによると、島の東側の頂上部に駐車場と一体になった展望広場があり、航空機の離発着を間近で見られます。夕方にはパノラマの夕日も楽しめるとされています。島内の駐車場は公共のもので、693台まで無料です。
公共の駐車場のため、事故や盗難の責任は負えないと案内されています。貴重品は車内に残さないようにしましょう。到着日でも出発日でも寄りやすいので、空港に近い場所を探している方にも向いています。
| 住所 | 沖縄県豊見城市瀬長174番地6(瀬長島ウミカジテラス) |
|---|---|
| 営業時間 | 10:00〜21:00(ウミカジテラス。店舗により一部異なる) |
| 定休日 | 年中無休(店舗により異なる) |
| 駐車場 | 島内の公共駐車場693台まで無料 |
| アクセス | 那覇空港から車で約15分 |
絶景ドライブを楽にする運転のコツ
駐車場と道幅の考え方
展望スポットの駐車場は、台数が少ないところ(喜屋武岬は15台、茅打バンタも多くありません)と、大きいところ(万座毛・八重岳・瀬長島)に分かれます。台数の少ない場所は、午前の早い時間か、混雑が落ち着いた時間に立ち寄ると停めやすくなります。
島や集落の道は、地元の方が暮らす生活道路でもあります。すれ違いが難しい場所では、ゆずり合って走りましょう。
天気・台風と時間の余裕
橋や海沿いの道、岬は、台風や強風のときに閉鎖されることがあります。出発前に天気を確認し、予定を変えられる余裕を持っておくと安心です。台風時のUMUIレンタカーの対応は、台風時の対応のページをご覧ください。
給油と返却
北部・やんばる方面は市街地を離れるとガソリンスタンドが少なくなるため、早めに給油しておくと安心です。UMUIレンタカー那覇空港店は8:00〜20:00の年中無休で、返却後は空港まで無料でお送りします。飛行機の時刻から逆算して、余裕をもって店舗に戻りましょう。
絶景ドライブのよくある質問
1日でいくつ回れますか?
同じエリアなら、半日で2〜3か所が無理のない目安です。たとえば南部ならニライカナイ橋と知念岬公園、中部の恩納村なら残波岬と万座毛、というように近いスポットを組み合わせると、移動に追われずに景色を楽しめます。北部は距離があるため、1泊をおすすめします。
運転に慣れていなくても行けますか?
瀬長島、万座毛、残波岬、知念岬公園は幹線道路から近く、行きやすい部類です。山道を上る八重岳や、最北端の辺戸岬・茅打バンタは、時間にも運転にも余裕を持って向かってください。
雨の日や曇りの日でも行く価値はありますか?
見え方は天気によって変わり、遠くの島影は雨や雲で見えなくなることがあります。天気が崩れそうな日は、景色を狙うスポットを後日に回し、屋内の観光を先にする方法もあります。
本島の絶景は、橋を渡る、岬に立つ、高台から見渡すと、同じ海でもまったく違う表情を見せてくれます。行きたい場所が思い浮かんだら、UMUIレンタカーで、自分のペースで巡る旅を計画してみてください。那覇空港店からは無料送迎でご案内しています。
※記事内の営業時間・料金などの情報は2026年10月時点のものです。変更されることがあるため、お出かけ前に各施設の公式サイトでご確認ください。所要時間は渋滞がない場合の目安です。
写真出典:Wikimedia Commons(CC BY 2.0/CC BY-SA 3.0/CC BY-SA 4.0)。撮影者は各写真のキャプションに記載しています。



