
せっかくの沖縄旅行なのに、出発の朝から雨。「海もビーチも無理そうだし、今日は何をしよう」と、スマホの天気予報とにらめっこしていませんか? 沖縄は一年を通して雨の日が少なくなく、特に梅雨の時期や台風シーズンは、旅行の予定が崩れやすい島でもあります。でも、車があれば雨の日の選択肢はぐっと広がります。
この記事では、レンタカーで行ける沖縄本島の屋内・半屋内スポットを、那覇・南部・中部・北部のエリア別に紹介します。営業時間や料金、駐車場は各施設の公式サイトで確認した内容を載せました。あわせて、雨の日ならではの運転の注意点と、天気が崩れた日の回り方の例もまとめています。
雨の日の沖縄ドライブ、まず知っておきたいこと
雨でも旅の満足度は下げられる
沖縄の雨は、しとしと降り続くタイプのほかに、短時間で強く降ってすぐ止む「スコール」のような降り方をすることもあります。今日は一日中降るのか、時間帯によって止むのかで、選ぶスポットも回り方も変わります。出発前に気象庁や天気アプリで、雨雲の動きと風の強さを確認しておきましょう。
雨の日に向いているのは、天候に左右されない屋内の施設です。水族館や博物館、大型ショッピングモールは、雨の日でも予定どおり楽しめます。反対に、展望台やビーチなど景色が主役の場所は、雨だと魅力が半減してしまうので、天気の回復を待つ日に回すのがおすすめです。
スポット選びの3つのポイント
雨の日のスポット選びでは、次の3点を意識すると失敗しにくくなります。
- 駐車場から入口までの距離:広い駐車場の端に停めると、傘をさして歩く時間が長くなります。施設に近い駐車場や立体駐車場があるかを事前に確認しておくと安心です。
- 移動時間を欲張らない:雨の日は視界が悪く、ふだんより運転に気を使います。1日に回る施設は2〜3か所に絞り、エリアをまたぐ移動を減らしましょう。
- 予備の候補を持っておく:目的地が思ったより混んでいたり、臨時休館だったりすることもあります。近くにもう1か所、行き先の候補を決めておくと慌てずに済みます。
那覇エリア:市内で過ごす雨の日
沖縄県立博物館・美術館

おもろまち地区にある、博物館と美術館がひとつになった施設です。博物館では沖縄の自然や歴史、文化を、美術館では沖縄ゆかりの作家の作品などを見ることができます。館内で過ごす時間が長いので、天候が荒れた日でもゆっくり楽しめます。駐車場は無料で、車で来やすいのも雨の日にはうれしいポイントです。
開館日と時間は曜日によって異なります。火・水・木・日曜は9:00〜18:00、金・土曜は9:00〜20:00で、いずれも入館は閉館の30分前まで。夜遅くまで開いている金・土曜は、夕方まで別の場所で過ごしてから立ち寄る、という使い方もできます。月曜は休館ですが、祝日・振替休日・慰霊の日にあたる場合は開館し、翌平日が休館になります。
| 住所 | 沖縄県那覇市おもろまち3丁目1番1号 |
|---|---|
| 開館時間 | 火・水・木・日 9:00〜18:00(入館17:30まで)/金・土 9:00〜20:00(入館19:30まで) |
| 休館日 | 月曜日(祝日・振替休日・慰霊の日の場合は開館し、翌平日が休館)、2026年12月29日〜2027年1月3日。台風時は那覇市内のバスの運行状況に準じて休館 |
| 観覧料 | 常設展:博物館 一般530円・高校生/大学生270円、美術館コレクション展 一般400円・高校生/大学生220円(2026年9月25日〜11月29日の料金。特別展は別料金) |
| 駐車場 | あり(無料・一般駐車場158台) |
| アクセス | 那覇市内のおもろまち地区 |
常設展の観覧料は期間によって改定されることがあります。また、県内の小中学生や70歳以上の方などは無料です。詳しい条件は公式サイトで確認してください。
首里城公園:雨の日は「見学エリアを絞って」
首里城は、屋外を歩いて回る観光地です。雨の日は石畳が滑りやすく、傘をさしながらの移動になりますが、城郭内の無料区域には守礼門など世界遺産の構成資産が点在していて、御内原エリアには復興の展示を見られる「世誇殿・復興展示室」もあります。雨の日は、屋内の展示を中心に、短めの時間で回る使い方が向いています。
2026年10月時点では、正殿はまだ一般公開されていません。公式サイトでは、正殿の一般公開が2026年11月23日と案内されています。これに合わせて、11月22日(日)は終日、11月23日(月)は午前中、首里城公園は休園・休場となります。また、正殿内の観覧は日時指定を含む予約制となる旨が案内されています。11月下旬以降に訪れる方は、予約の方法を公式サイトで必ず確認してください。
| 開園時間 | 城郭内無料区域 8:00〜19:30/有料区域 8:30〜19:00(入場券の販売は18:30まで)※4〜11月。12〜3月は時間が異なります |
|---|---|
| 休園日 | 2026年11月22日(日)終日、11月23日(月)午前中は臨時休園・休場。そのほかの休園日は公式サイトでご確認ください |
| 入場料 | 有料区域は有料(正殿内の観覧は日時指定の予約制。料金は公式サイトでご確認ください) |
| 駐車場 | 首里杜館駐車場(P1・P2)。8:30〜19:30(4〜11月)、小型車は最初の60分500円、以降30分ごとに250円、最大1,000円。駐車は3時間以内。事前予約はできず、満車時は周辺の民間駐車場の案内あり |
| アクセス | 交通案内は公式サイトでご確認ください |
駐車場は台数に限りがあり、雨の日は車で訪れる人が増えて満車になることもあります。駐車時間は3時間以内の決まりなので、見学時間を逆算して予定を組んでおくと安心です。
南部エリア:水族館と鍾乳洞で一日遊ぶ
DMMかりゆし水族館

那覇空港から車で約20分、豊見城市の商業施設「イーアス沖縄豊崎」の中にある水族館です。空港に近いので、到着した日の午後や、帰りの便までの時間つぶしにも使えます。全天候で楽しめる室内の水族館なので、雨の日の候補にしやすい施設です。
営業時間は日によって異なり、公式サイトの運営カレンダーで確認できます。公式サイトには、9:00〜19:00の日や、9:00〜18:00の日が載っていました。最終入館は閉館の60分前です。料金は日によって「バリュー」「レギュラー」「ピーク」の3段階に分かれていて、適用日は運営カレンダーに表示されます。
| 住所 | 〒901-0225 沖縄県豊見城市豊崎3-35 |
|---|---|
| 営業時間 | 日によって異なる(運営カレンダーでご確認ください)。最終入館は閉館の60分前 |
| 入館料(個人) | 大人(18歳以上)3,100円〜3,500円、中人(13〜17歳)2,500円〜2,900円、小人(4〜12歳)2,000円〜2,400円、3歳以下無料(日により3段階。2026年10月15日以降の料金) |
| 駐車場 | あり(約3,000台・無料) |
| アクセス | 那覇空港から車で約20分 |
商業施設の中にあるので、水族館のあとに同じ建物内で食事や買い物をして、一日の予定をまとめることもできます。
おきなわワールド 玉泉洞とパークのショー
南城市にある、沖縄の文化と自然をまるごと体験できるテーマパークです。園内への入場は鍾乳洞「玉泉洞」から始まります。足元に注意しながら洞内を歩く体験は、雨の日でも天気を気にせず楽しめます。公式サイトによると、玉泉洞以外の場所はすべてバリアフリー対応で、車いすやベビーカーでも見学できます。
園内には、スーパーエイサーショー(約30分・10:30/12:30/14:30)と、ハブとマングースのショー(約20分・11:30/13:30/15:30)があります。どちらも大型テントの中で行われ、雨の日でも見られます。ただし、台風が近づいているときや雨風が激しいときは中止になる場合があります。滞在時間は、サクッと見るなら3時間、ゆっくり楽しむなら5時間以上が目安とのことなので、午前中に着くとゆとりを持って回れます。
| 住所 | 〒901-0616 沖縄県南城市玉城字前川1336番地 |
|---|---|
| 営業時間 | 9:00〜17:30(最終受付16:00) |
| 入園料 | 大人(15歳以上)2,000円、小人(4〜14歳)1,000円 |
| 定休日・駐車場 | 公式サイトでご確認ください |
| アクセス | 那覇空港からレンタカーで約30〜40分(時間帯により変動)。最寄りは沖縄自動車道の南風原南IC |
雨の日用に、傘の貸出もあります(保証料制)。ただし、数に限りがあるので、雨の予報なら自分の傘を持って行くほうが安心です。
南部の2か所をつなぐ回り方
おきなわワールドとDMMかりゆし水族館は、どちらも那覇空港から30〜40分以内の場所にあります。ただし、同じ日に2か所とも回るのは、どちらもじっくり見ると時間がかかるので、あまり現実的ではありません。1日に1か所にしぼり、もう1か所は別の日や、帰りの便までの空き時間にあてるのが、雨の日には無理のない組み方です。
中部・北部エリア:ショッピングモールと美ら海水族館
イオンモール沖縄ライカム

北中城村にある、大型のショッピングモールです。専門店街、レストラン街、フードコートなどが入っていて、買い物や食事をして一日を過ごすことができます。雨の日の「どこにも行く場所がない」というときにも、ここなら予定を立てやすく、家族連れや子ども連れの旅行でも使いやすい場所です。
駐車台数は約4,000台と大きな駐車場があります。一方で、営業時間や定休日は店舗ごとに異なります。ご利用予定の店舗は、公式サイトで営業時間を確認してから出かけましょう。
| 住所 | 沖縄県中頭郡北中城村字ライカム1番地 |
|---|---|
| 営業時間 | 店舗によって異なります(公式サイトでご確認ください) |
| 駐車場 | あり(約4,000台。料金・利用条件は公式サイトでご確認ください) |
| アクセス | 沖縄自動車道・国道58号方面から入りやすい中部エリア |
沖縄美ら海水族館

雨でも楽しめる北部の定番は、やはり沖縄美ら海水族館です。水量7,500m³の大水槽「黒潮の海」では、ジンベエザメやナンヨウマンタを間近に見られます。館内の見学は2〜3時間が目安で、雨の日でも予定どおり楽しめます。
オキちゃん劇場のイルカショーは屋外ステージで行われるため、雨の日は観覧しづらいことがあります。開催状況は当日の公式案内や現地の掲示で確認しておきましょう。水族館の詳しい回り方は、当社ブログの北部1泊2日ドライブの記事で紹介しています。
| 住所 | 沖縄県国頭郡本部町石川424(海洋博公園内) |
|---|---|
| 開館時間 | 8:30〜18:30(入館締切17:30)※夏休みなどは延長あり |
| 休館日 | 2027年3月31日まで休館予定なし(台風などによる臨時休館あり) |
| 入館料 | 大人2,180円、中人(高校生)1,440円、小人(小中学生)710円、未就学児無料 |
| 駐車場 | 海洋博公園の駐車場を利用(すべて無料) |
| アクセス | 那覇空港から車で約2時間(高速道路利用) |
駐車場のコツ:水族館にいちばん近いのは、北ゲート側の立体駐車場「P7」です。屋根があるので、雨の日は乗り降りで濡れにくく便利です。ただし高さ制限が2.3mあるので、ワゴン車などの大きめの車は注意してください。
北部は「長距離になる」ことを意識して
那覇から美ら海水族館までは、高速道路を使っても約2時間かかります。雨の日の運転は、ふだんより時間と神経を使います。往復で4時間以上を運転に費やすことになるため、雨の日に北部へ向かうなら、一日の予定は水族館を中心にしてゆとりを持たせ、帰りの時間を長めに見積もっておきましょう。
雨の日のドライブで気をつけたいこと
視界とスピード
雨の日は、フロントガラスやミラーが濡れて視界が悪くなり、路面も滑りやすくなります。昼間でも早めにヘッドライトを点灯して、ほかの車から見えやすくしましょう。ふだんより速度を控えめにして、前の車との車間距離を多めにとるのが基本です。急ハンドルや急ブレーキは避け、ブレーキは早めにゆっくり踏みます。
スコールのように強く降る場面では、ワイパーを動かしても前が見えにくいことがあります。無理に進まず、安全な場所に停車して雨が弱まるのを待つのも大切な判断です。
冠水しやすい場所を避ける
大雨のときは、道路の低い場所やアンダーパス(立体交差の下をくぐる道)に水がたまりやすくなります。水深が分かりにくいため、冠水した道には入らず、迂回してください。また、雨の日は川沿いや海沿いの道、山あいのカーブでも、増水や落石、倒木などに注意が必要です。
気象庁などから大雨や洪水に関する警報・注意報が出ているときは、無理に移動せず、予定を変えて屋内で過ごす判断も大切です。台風が接近しているときの当社の対応は、台風時の対応のページに掲載しています。
駐車場での乗り降りと車内の湿気
雨の日は、駐車場で車を降りるときに滑りやすい場所があります。傘をさしたまま乗り降りすると、周りの車にぶつけてしまうこともあるので、ドアの開け閉めは慎重に。車内に濡れた傘や服を持ち込むと窓が曇りやすくなるため、エアコンの除湿機能やデフロスターを使って、視界を確保してください。レンタカーの操作方法が分からないときは、出発前に店舗スタッフにたずねておくと安心です。
雨の日のモデルコース例
那覇・南部をめぐる1日コース
移動が短く、雨の日でも比較的動きやすいのが那覇・南部エリアです。以下はあくまで目安です。
| 9:30 | 那覇空港店で受け取り → おきなわワールドへ(那覇空港から約30〜40分) |
|---|---|
| 10:30〜 | おきなわワールドに到着、玉泉洞を見学 |
| 11:30 | ハブとマングースのショー(約20分)→ 園内で昼食 |
| 12:30 | スーパーエイサーショー(約30分)、その後は園内の体験や散策 |
| 14:30 | おきなわワールドを出発 → 那覇市内へ |
| 15:30〜 | 沖縄県立博物館・美術館(金・土曜は夜まで開館。月曜は休館) |
| 18:00 | 給油 → 返却、または宿へ |
中部・北部をめぐる1日コース
北部の水族館を目的にするなら、行きも帰りも余裕を持ったスケジュールにしましょう。
| 8:00 | 出発 → 沖縄自動車道で許田ICへ |
|---|---|
| 10:00 | 沖縄美ら海水族館に到着(約3時間) |
| 13:00 | 水族館周辺で昼食 |
| 14:00 | 雨の様子を見ながら出発 → 中部方面へ南下 |
| 16:30 | イオンモール沖縄ライカムで買い物・夕食 |
| 19:00 | 給油 → 返却、または宿へ |
午前だけ雨、午後は回復しそうな日の考え方
天気予報で「午後から回復」と出ているときは、午前に屋内スポットを入れ、午後は天気を見ながら景色のいい場所へ向かう組み方が向いています。たとえば、午前にDMMかりゆし水族館、午後は晴れていれば海沿いをドライブ、まだ雨なら県立博物館・美術館に切り替える、といった具合です。ここで大切なのは「予備を決めておくこと」。天気は予報どおりにならないこともあるので、雨が続いたときの行き先もあらかじめ考えておきましょう。
雨の日のドライブのよくある質問
雨の日はレンタカーを借りないほうがいいですか?
雨の日でも、屋内スポットをめぐる旅は十分に楽しめます。公共交通だと乗り換えや待ち時間が増えますが、車なら駐車場から入口まで近い施設を選べて、移動の自由度が高くなります。ただし、台風や大雨警報が出ているときは、安全を優先して予定を変えましょう。
雨の日の運転は、ふだんとどう違いますか?
視界が悪くなり、路面も滑りやすくなるため、速度と車間距離に余裕を持つことが基本です。早めのヘッドライト点灯、急のつく操作を避けること、冠水した道に入らないことを心がけてください。運転に不安があるときは、1日に回る場所を減らして、移動距離を短くするのがおすすめです。
急に予定が変わっても、予約の変更はできますか?
変更やキャンセルの条件は、予約内容や時期によって異なります。台風など天候による場合の扱いは、台風時の対応のページで案内しています。詳しくは、ご予約の際の案内や貸渡約款でご確認ください。
雨の日の沖縄は、水族館や博物館、鍾乳洞のように、晴れの日とは違う楽しみ方ができます。天気に合わせて行き先を選び、無理のない時間で動けば、雨の日も思い出に残る旅になります。UMUIレンタカーでは、那覇空港から無料送迎で店舗へご案内しています。雨の日の旅の足に、ぜひご利用ください。
※記事内の営業時間・料金などの情報は2026年10月時点のものです。変更されることがあるため、お出かけ前に各施設の公式サイトでご確認ください。所要時間は渋滞がない場合の目安です。
写真出典:Wikimedia Commons(CC BY 2.5/CC BY-SA 2.0/CC BY-SA 4.0)。撮影者は各写真のキャプションに記載しています。



