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台湾の運転免許証で沖縄を運転するには?日本語翻訳文(日文譯本)の取り方

更新 2026.10.17 那覇 免許・手続き
台湾の運転免許証で沖縄を運転するには?日本語翻訳文(日文譯本)の取り方
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「台湾の運転免許証で、沖縄のレンタカーを運転できるの? 国際運転免許証(國際駕照)を取ったほうがいい?」――台湾から沖縄へ来られる方から、とても多くいただくご質問です。結論から言うと、台湾の方が日本で運転するときに必要なのは、国際運転免許証ではなく「台湾の運転免許証+日本語翻訳文(日文譯本)」です。

この記事では、日文譯本とは何か、台湾の監理站でどう申請するのか、日本に着いてからでも取れるのか、レンタカーを借りる当日に何を持っていくのかを、順番に整理しました。あわせて、左側通行など台湾と違う日本の交通ルールも紹介します。出発前のチェックリストとして、ぜひ最後までご覧ください。

結論:台湾の免許証+日文譯本が必要です

必要なのは「免許証の原本」と「日文譯本」

日本の警察庁の案内では、台湾の免許証は、スイス、ドイツ、フランス、ベルギー、モナコと並び、国際運転免許証がなくても日本語翻訳文を添えれば運転できる国・地域に含まれています。台湾の免許証をお持ちの方が沖縄でレンタカーを運転するときは、次の3点を持ち歩いてください。

1 台湾の運転免許証(駕照)の原本
2 日本語翻訳文(日文譯本)の原本
3 パスポート

翻訳文だけ、あるいは免許証のコピーだけでは運転できません。翻訳文は免許証とセットで使うものなので、運転中も必ず両方を携帯してください。

台湾の国際運転免許証は日本では使えません

台湾の監理站では国際運転免許証(國際駕照)も発行されていますが、台湾の国際運転免許証は日本では使えません。「台湾の免許証を持っているから国際運転免許証を取っておけば安心」というわけではない点に注意してください。日本で運転するために台湾の方が準備するのは、日文譯本です。

台湾から日本へ旅行する方の多くが、この点で迷われます。ほかの国・地域の方の準備内容は、当ブログの「国・地域別の免許証ガイド」にまとめています。

運転できるのは日本に入国してから1年間

日本で運転できる期間は、日本に入国(上陸)した日から1年間、または免許証の有効期間のどちらか短い方までです。数日から1週間ほどの旅行なら、実際には「台湾の免許証の有効期限が切れていないか」を確認すれば問題ありません。

逆に言うと、有効期限が切れた免許証では日文譯本を作れませんし、日本でも運転できません。出発前に、免許証の有効期限を必ず確認しましょう。

日文譯本とは?どんな書類?

台湾の免許証と日本語翻訳文の例。翻訳文の発行機関は臺灣日本關係協會で、監理站の受託印が押される(写真:Saimmx / パブリックドメイン)
台湾の免許証と日本語翻訳文の例。翻訳文の発行機関は臺灣日本關係協會で、監理站の受託印が押される(写真:Saimmx / パブリックドメイン)

日文譯本の中身と見た目

日文譯本は、台湾の免許証に書かれている内容(氏名、生年月日、免許の種別や条件など)を日本語にした書類です。見本の写真のように、「中華民国(台湾)交通部の発行に係る運転免許証の日本語翻訳文」というタイトルで、翻訳文の発行機関として臺灣日本關係協會の名前が入り、受託した監理站の印が押されています。

受け取ったら、氏名や住所、免許の種別が免許証の内容と合っているかを、その場で確認してください。違いがあると、日本で確認を受けたときや、レンタカーの受付で困ることがあります。

日本で有効な日文譯本を作れる機関

日文譯本は、誰が訳したものでもよいわけではありません。日本の警察庁の案内では、台湾の免許証の場合、次の機関が作成したものが有効です。自分で訳したものや、一般の翻訳会社が作ったものは使えません。

台湾の機関 臺灣日本關係協會(台湾の監理站などで申請すると、この協会の翻訳文として発行されます)
日本の機関 JAF(日本自動車連盟)など、日本で指定された機関
無効 自分で訳したもの、外国の法定翻訳家・翻訳会社が作ったもの

免許証の「持照條件」も見ておこう

台湾の自動車運転免許証のサンプル。裏面の「持照條件」で、Aは制限なし、Bは自動排檔車(AT車)のみと分かる(写真:Ch3690 / パブリックドメイン)
台湾の自動車運転免許証のサンプル。裏面の「持照條件」で、Aは制限なし、Bは自動排檔車(AT車)のみと分かる(写真:Ch3690 / パブリックドメイン)

台湾の免許証の裏面には「持照條件」の欄があり、Aは制限なし、Bは自動排檔車(オートマチック車)のみ、Cは条件付き、と書かれています。日文譯本にも同じ「免許の条件」が訳されるので、ご自身の条件を一度確認しておくと安心です。マニュアル車を借りたい方は、予約の前に条件を確認し、ご不明な点はUMUIレンタカーへご相談ください。

台湾で日文譯本を申請する方法(出発前)

監理站の窓口で申請する(その日に受け取れる)

いちばん手軽なのは、お近くの監理站(監理所)の窓口です。交通部公路局の案内では、窓口で申請すれば「隨辦隨領」、つまり申請したその日に受け取れます。臺北市區監理所の案内でも、処理の目安は1時間とされています。

申請先 各地の監理所・監理站の窓口(駕駛人の手続きを扱う窓口)
規費(手数料) 新台湾ドル100元
所要時間 窓口で即日(臺北市區監理所の案内では処理時限1時間)
持ち物 国民身分証と、台湾の運転免許証の原本(必要書類の細かい点は監理所によって案内が異なるため、事前に確認を)
代理申請 委任されたかたが申請できる場合があります(代理人も身分証が必要。可否は監理所に確認)

窓口の受付時間や混雑状況は、各監理所・監理站によって違います。出発直前は混み合うことがあるので、旅行の日程が決まったら早めに済ませておくのがおすすめです。

オンラインで申請して郵送で受け取る

交通部公路局の「監理服務網」から、オンラインで申請することもできます。会員としてログインし、「申辦日文譯本」のページで内容を確認して、クレジットカードまたは口座で支払います。その後、監理所から譯本が郵送されてきます。

規費 新台湾ドル100元+書留(掛號)郵送料28元
所要日数 7〜12営業日(郵送を含む)
条件 免許証の有効期限が切れていないこと。免許証の住所と戸籍の住所が同じであることなどが求められる場合があります。

郵送には日数がかかるので、オンライン申請は出発の2〜3週間前までに済ませると安心です。急ぎの場合は、窓口での申請をおすすめします。

申請前に確認したいこと

公路局の案内では、免許証の有効期限が切れていると、海外では使えません。期限が過ぎている場合は、先に免許証を更新してから日文譯本を申請してください。更新の手続きと費用は、監理站でご確認ください。

また、受け取った譯本は、氏名や住所などの記載が免許証と合っているかをその場で確認しましょう。間違いがあれば、窓口で訂正の手続きが必要になります。なお、手数料や必要書類、受付時間は変わることがあります。最新の情報は、交通部公路局・監理服務網、またはお近くの監理所・監理站の案内でご確認ください。

日本に着いてからでも作れる?台北駐日經濟文化代表處・JAF

JAFの日本語翻訳文(日本国内で申請)

日本に着いてから日本語翻訳文を作る方法として、JAFがあります。JAFの翻訳文は、日本国内からオンラインで申請します。手数料は6,000円(税別。税込6,600円)で、台湾の免許証の場合、作成に2〜3営業日かかります。受け取りは、日本国内のコンビニエンスストアでの印刷です(2026年10月時点)。

旅行者の場合、到着してから申請すると、受け取りまで数日間運転できません。短い旅行ではほとんど現実的でないので、JAFは「出発前に台湾で用意できなかったときの最後の手段」と考えてください。

台北駐日經濟文化代表處など

日本の警察庁の案内では、免許証を発行した国・地域の機関の在日事務所でも、翻訳文を作成できるとされています。台湾の場合は、台北駐日經濟文化代表處(および各地の分處)が窓口になります。ただし、手数料、必要書類、受付の曜日・時間、日数は、各事務所ごとに異なります。利用を考える場合は、事前に各事務所へ問い合わせてください。

やはり出発前に台湾で用意するのがおすすめ

台湾の監理站なら、100元で、その日のうちに受け取れます。日本で申請する場合の手間と日数、手数料を考えると、旅行者には出発前に台湾で済ませる方法がおすすめです。「搭乗前に、免許証の原本と日文譯本をパスポートと一緒にまとめておく」という流れにしておくと、うっかり忘れも防げます。

レンタカー当日:持っていくものと受付の流れ

那覇空港の国内線ターミナル。到着後に慌てないよう、書類は出発前にそろえておきたい(写真:そらみみ / CC BY-SA 4.0)
那覇空港の国内線ターミナル。到着後に慌てないよう、書類は出発前にそろえておきたい(写真:そらみみ / CC BY-SA 4.0)

UMUIレンタカーで確認する書類

UMUIレンタカーの公式サイト(国際運転免許証について)では、外国の運転免許証でご利用の場合に、次の書類が必要とご案内しています。運転される方全員分が必要です。

台湾の免許証の方 台湾の運転免許証(原本)+日本語翻訳文(日文譯本)
あわせてお持ちください パスポート(ご本人確認のため)

店頭では、書類の原本を確認させていただきます。コピーや写真では受付できません。免許証と日文譯本は、紛失しないよう、機内持ち込みの荷物にまとめて入れておくのがおすすめです。

那覇空港店の受付と、事前にできること

那覇空港店は、空港から無料送迎があり、8:00〜20:00、年中無休です。予約サイトは日本語・英語・韓国語・繁体字中国語に対応しています。予約のときに運転する方の人数を確認し、全員分の免許証と日文譯本がそろっているかをチェックしておきましょう。事前にオンラインチェックインを済ませておくと、店頭での手続きがスムーズです。

返却は各店舗で行います。那覇空港店で返却したあとは、空港まで無料送迎があります。

こんなときは運転できません

条件を満たさない状態で運転すると、日本では無免許運転になります。罰則は3年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金と重く、事故の際に保険や補償が受けられないおそれもあります。次の点に当てはまらないか、出発前に確認してください。

  • 日文譯本を持っていない(国際運転免許証だけ持ってきた)
  • 台湾の免許証の原本を持ってきていない(コピーや写真だけ)
  • 免許証の有効期限が切れている
  • 日文譯本が、臺灣日本關係協會などの決められた機関以外で作られている
  • 日本に入国してから1年を過ぎている
  • 日文譯本を持っていない同行者に運転を交代しようとしている

台湾と違う!日本の交通ルール

左側通行・右ハンドルに慣れよう

沖縄本島北部を走る国道58号。日本は左側通行(写真:Kugel / CC BY-SA 4.0)
沖縄本島北部を走る国道58号。日本は左側通行(写真:Kugel / CC BY-SA 4.0)

台湾は右側通行ですが、日本は左側通行で、運転席は右側です。レンタカーに乗ったら、最初は慎重に、ゆっくり走り出してください。とくに注意したいのが、交差点を曲がるときです。右折のときに反対車線へ入りかける、左折のときに右側へ寄りすぎる、といった間違いがよく起こります。「運転席は道路の中央側」と覚えておくと、車線を意識しやすくなります。

ウインカーとワイパーのレバーの位置が、台湾で乗っている車と逆の場合があります。出発前に駐車場で、レバーやライト、ミラーの位置を確認しておくと安心です。

「止まれ」標識・踏切・横断歩道

日本の「止まれ」標識。逆三角形の赤い標識で、必ず一時停止する(写真:円周率3パーセント / CC BY-SA 4.0)
日本の「止まれ」標識。逆三角形の赤い標識で、必ず一時停止する(写真:円周率3パーセント / CC BY-SA 4.0)

日本の「止まれ」の標識は、赤い逆三角形です。見かけたら、必ず停止線の手前で一時停止します。踏切の手前でも、一時停止して安全を確認する必要があります。信号のない横断歩道で歩行者が渡ろうとしているときも、車は一時停止して歩行者を優先します。

シートベルト・携帯電話・お酒

日本では、助手席・後部座席を含め、全席でシートベルトの着用が必要です。6歳未満のお子様を乗せる場合は、チャイルドシートが必要です。運転中の携帯電話・スマートフォンの使用(通話や画面を見ること)は禁止されています。ナビは出発前に設定しましょう。

飲酒運転は厳しく罰せられ、同乗者や、お酒を飲んだ人に車を貸した人も処罰の対象になります。旅行中は、お酒を飲む予定の日は運転しない、と決めておくのが安全です。制限速度は道路ごとに標識で示されているので、標識の数字を確認しながら走りましょう。

那覇市内を走るときのポイント

那覇市の国際通り。市内は歩行者や路線バスが多い(写真:Kugel / CC BY-SA 4.0)
那覇市の国際通り。市内は歩行者や路線バスが多い(写真:Kugel / CC BY-SA 4.0)

那覇市内は、歩行者や路線バス、観光客の車が多く、朝夕は混み合う時間帯があります。国際通りのような繁華街では、駐車場探しに時間がかかることもあるので、観光スポットの駐車場を事前に調べておくとスムーズです。初めての日本での運転が不安な方は、空港から近いルートでまず慣れてから、北部や南部へ足をのばすのもよいでしょう。

よくある質問

日文譯本に有効期限はありますか?

日本で運転できるのは、日本に入国してから1年間、または免許証の有効期限までのどちらか短い期間です。譯本は免許証とセットで使うので、免許証の期限が切れると使えなくなります。

運転するのは1人だけですが、同行者の分も必要ですか?

運転する方だけで構いません。ただし、交代して運転する予定の方がいる場合は、その方も免許証の原本と日文譯本が必要です。UMUIレンタカーでは、運転される方全員分の書類を確認します。

日文譯本は、何回か使い回せますか?

日文譯本は、免許証の内容を翻訳したものなので、免許証が有効な間は使えます。ただし、住所や免許の内容が変わった場合など、免許証の記載と違いが出たときは、新しく申請し直す必要がある場合があります。詳しくは監理站にご確認ください。

国際運転免許証も一緒に持っていったほうがいいですか?

台湾の国際運転免許証は日本では使えないので、日本での運転のために取る必要はありません。ほかの国へも行かれる予定があれば、そちらの国の規則に合わせて準備してください。

免許証と日文譯本さえ準備できれば、沖縄の旅は一気に自由になります。海沿いのドライブや北部の美ら海水族館など、車だからこそ行ける場所がたくさんあります。書類の準備で分からないことがあれば、予約の前でもお気軽にUMUIレンタカーへお問い合わせください。繁体字中国語の予約サイトもご用意しています。

※記事内の情報は2026年10月時点のものです。制度や手数料は変更されることがあるため、最新情報は日本の警察庁・JAF、交通部公路局(監理服務網)や各監理所・監理站の案内でご確認ください。

写真出典:Wikimedia Commons(パブリックドメイン/CC BY-SA 4.0)。撮影者は各写真のキャプションに記載しています。

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